てくてく撮り歩き  金 沢  2006.6.16〜19  その1 


特急雷鳥

JR北陸線 特急「雷鳥」
京都〜金沢 約2時間20分

金沢へはJR特急の「サンダーバード」「雷鳥」が頻繁に運行されていて、関西からは行きやすいところである。
1週間前にサンダーバードの指定席を取りにいったら禁煙席はすでに満席だったので次の雷鳥に変更した。
世をあげて禁煙時代なのに、未だ喫煙車を引っ張ってるなんて!

京都駅に懐かしいクリーム色に赤のラインずんぐりした車体がホームに入ってくる。
外面だけでなく車両も懐かしい以上に古びている。なぜか窓枠が首の辺りに来るほど高い。指定席車両は通路から一段かさ上げしてあったが、自由席車両は座席が沈みこんだ感じで眺望も悪いし、窓枠の隅もさび付いているような。
この電車いったい何年走っているんだろうか。

京都駅でサンドイッチを買ったので、11時半ごろに車内販売のコーヒー買ってランチにするつもりが、販売は11時に来たきりで結局食べ損ねてしまった。
大雨のために静岡からの新幹線遅延の影響で定刻より5分遅れで12時10分に金沢到着。


金沢のお天気は?というと、数日前の曇り雨の予報をくつがえして、青空が広がってきている。
晴れ女強し。金沢駅で人工内耳の仲間と会い、タクシーに分乗してホテルへ直行した。

グループで散策するお誘いを断って、カメラとガイドブックとサンドイッチを持ちいざ、ひとり歩き出発。
今回持参してきたガイドブック「金沢てくてく歩き」は優れものでとても役に立ってくれた。
図書館にあるガイドブック、たいていはくたびれてるのに、たまたま借りたこれが最新版でラッキー!
んなもん自分で買えよー?でも、あと、置いとくのもジャマだしね。

武家屋敷家老家跡 手まり 復元長屋門

長町武家屋敷界隈の高田家、屋敷跡のお庭のベンチに座って缶コーヒーとパンでランチ。
目の前の池に花菖蒲が彩りを添え、しっとりしたコケや敷石の佇まいも独り占め。
6月の風に吹かれてぼーっと気持ちよいが、写真も撮らなくては…

庭 花 庭


金沢は東に浅野川、西に犀川が流れ、城下町時代に掘られた用水路が町の中に残っている。
水辺は散策路などに整備されて歩きよい。

大野庄用水

明るいシナモン色の土壁に丸い石垣が組まれ、屋根の瓦にかかる木の枝。なかなか被写体向きの風景なのに、慣れないレンズだからか、いつもの花ではないからか、思うように撮れない。

歩いているときは気がつかんかったけど、道路上の「止まれ」ペンキ書きが目障り!。

武家屋敷街通り

民家の門

門構えだけは武家屋敷風。
門の中は?というと、駐車場になっていた。
これで一応は町並み景観保存のつもり?


工事中の土壁真っ二つの様子。
張りぼてではなくて、ちゃんと中までぎっしりと土や石ころで埋まっている。
しかしこんなもん倒れてきたら圧死だ。

土塀の断面    紫陽花


飴の俵屋 修学旅行生 土塀の石組み

水飴屋さん。
翌日、友だちがお土産にひと瓶買っだけど重たかったろう。

武家屋敷街を散策中の修学旅行生。年月を経た1本の木がひっそりと。

水路沿いや道路沿いの土壁の土台部分の組み石。
ナチュラルな色どりが目を引く。


ひらりんBOXトップへ 金沢1    

inserted by FC2 system