人工内耳の仲間と登る   常念岳〜蝶ヶ岳 (1) 松本  2014.8.1〜4

毎年恒例の夏山登山がやってきた。体力、筋力、脚力が落ちて、山のレベルはどんどん下がる。というか下げないと遭難事故を起こしかねないし。
今年は、人工内耳の仲間の長野のAさん(百名山突破)と埼玉のUさん(三百名山登頂)という山の大ベテランさんのお誘いで、常念〜蝶ヶ岳へ。
いつものカメムシ隊と合わせて6名(北海道、埼玉2名、神奈川、大阪、長野)の山行きとなった。
7月中旬の大雨でJR中央線が運休になってしまい、松本まで行くのに名古屋から高速バスを使ったが、行きは中央道の工事などで4時間もかかって、遠いのなんの。
まあ、遠いから憧れの地でもあるんだけど。


松本での集合は夕方以降なので、それまで3時間余り、ひとりで松本の町を歩いてみた。
何度か訪れてはいるが、いつも通過だけである。今回のお目当てはあがたの森の旧制松本高校の北杜夫さまです。
松本駅でザックをロッカーに入れて、松本歩きマップをもらい、周遊バスの時間も方向も合わないので、トコトコ東方面へ徒歩20分。


旧松本高等学校本館(重文) 旧制高等学校記念館


北杜夫の本(私も同じのを持っている)


北杜夫と辻邦夫、2人の大作家を輩出した信州松本高校
誰もいない資料館をひとり、さまざまな資料を見ていると、北杜夫に夢中になっていた高校時代を思い出して、うるうる。安曇野という地にどれだけ憧れたことか…


思誠寮の板壁に残された北杜夫が高校時代に使っていた「憂行」の落書き
エッセイなどで落書きが保存されているのは知っていたが、見たのは初めて。
復元教室
その他の教室は図書館や、カルチャー教室などに使われている。


 
  
     
復元校長室              高校卓球インターハイ出場の北杜夫、やっぱりイケメンやわ          緑濃き復元校舎と中庭 
       


あがたの森から少し戻ったところに松本美術館。
常設の草間弥生展も見たかったけど、時間がなくて、断念した。


草間弥生の水玉アートの自販機など。


市内を周遊するバスも草間アートに。


昔、といっても昭和40年代か、にはなかった蔵造りのお店が集まる中町通り


   ひと月遅れの松本七夕まつり、8/2は「松本ぼんぼん」夏まつりが開かれる。

松本高校記念館を見ている間に、雷が鳴り出したが、パラパラ雨で済み、薄日の指す午後、日傘をさして、松本城へ。
道路も広くて、ほぼ碁盤状になっているし、何より、人が少なく、歩きマップを持ちながら、私でもスイスイ迷うことなく歩ける。
あと少し、時間があったので、松本城近くにお勤めのブログ仲間のmt77さんを訪ねていきました。
10年前にツアーで美ヶ原に行ったとき以来で、今回はとっておきの場所から松本城を見させていただき、ありがとうございました。


縄手通りの交番もお城仕立てに


「松本ぼんぼん」一帯が歩行者天国になって阿波踊りのように練り踊るそうです


7時に全員集まり「蔵」で夕食。お愛想にビールひと口いただいたら、クラクラ…
飲み過ぎないように、早め就寝で、体力温存。明日は5時起きである。、    

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