2007.4.6  京都桜めぐり 3

花見小路から東大路へ抜ける途中に建仁寺の長い土塀が見えてきた。
どんなんかなぁ?と入ってみれば、広々とした境内に桜や楓があり、立派なお寺もある。

祗園白川から賑わいの花見小路へ。
車が前から後ろからやってくるので、歩きにくいが、観光向けに食事処や甘味喫茶、しゃれたお土産もの屋さんがきれいに並んでいる。ふーん、こんな所に来たのも初めて。友だちによると、ここも最近整備されたんだって。
時刻は12時近いけど、食事はお預け、どんどん先に行かなくっちゃ。

散策している人も少なく、ゆったり気分で撮り歩き回れた。
こんなところで長いこと寄り道してたら、今日の予定を消化できひん。

建仁寺

   

石塀小路

ガイドブックの地図をたよりに、3/27の京都案内で見落とした石塀小路を探す。
全長100m余りもあるかどうか。
こぎれい過ぎる感じもしたけど、あまり人も通らず静かなところだった。

しかし、真昼間の晴天下では、風情に乏しい。
ここはやっぱり、宵の灯ともし頃がいいやろうね。

高台寺前の「ねねの道」まで出ると、とたんに観光京都の雑踏になる。
「ねねの道」なんて呼ばれるようになったのもここ最近だと思う。

イカリソウ

アセビの新芽

ショウジョウバカマ

高台寺は予定になかったが、ど派手なポスターと張り紙「ただいま、枝垂桜が満開です」につられて、「入ろか?」
ご存知高台寺は太閤秀吉の正室「ねね」様の居住所であり、由緒肩書きはりっぱ、もちろん、お寺の建物もお庭もりっぱだけど、とにかく、お庭が
このとおりだから。お世辞にも品が良いとは言えない様相。

建物そのものにはほとんど無関心、通路の傍にイカリソウやショウジョウバカマを見つけて、屈み込んで写真を撮る2人。
ほらほら、そんなもん撮らんと、京都を撮らなアカンやんか。
友だちは「初めて見たわぁ」とワラビのような羊歯の新芽がいたくお気に入りのようだった。
他の観光客から見たら、何撮ってんの?やろね。

境内は三脚一脚禁止なのに、白砂の近くでコンデジ三脚していた若い女性が居た。
カシオのコンデジに細い三脚だから邪魔にも目障りにもならんけど、よく晴れた昼日中、コンデジに三脚まで立てていったい何を撮る気なん?。
最新のカメラは手振れ防止も付いてるし、絞り調節などのマニュアル機能は付いてないだろうし、庭風景くらい手持ちで充分やんか。
ひょっとしたら、自分撮りするつもりだったんだろうか?うーん、ほんまわからん。
でも、この女性に私らのスナップ写真撮って下さいと頼んだんだから、ケチつける気はありませんが。

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