瀬戸内ぐるっとまわり  竹原・大久野島 2 2005.5.2〜3

大久野島は島全体が休暇村になっている
本土の忠海港に車を置いておいて
荷物を持ち、船に15分乗って渡る

瀬戸内海というよりは
南国宮崎っていうか感じか
島内は歩いて1周3.5kmで自然が豊か

大久野島には、戦時中、陸軍の毒ガス製造工場があって
ここで働いていた人たちが毒ガスの犠牲になった

「この歴史を忘れないために
二度と再び繰り返さないために
いつまでも平和であり続けるために」

                (リーフレットより)

小学生たちが平和学習のためによく訪れている

旧軍発電所の廃墟

遊歩道からは柵がしてあって、立ち入り禁止になっていた
乗り越えて敷地に入ったら、他にも写真を撮っている人が居た

私は入らなかったが、夫が内部まで入って
CAMEDIA C-750で撮影

毒ガスは置いていなかったので
取り壊されることもなく、建物は生き延びている

窓ガラスは破れ、ツタのツルが垂れ下がっている
廃墟として絵になる建物ではある

のどかな瀬戸内の島
想像力をきかさないと、なかなか戦争の悲惨を感じられない

毒ガス貯蔵庫

戦後、米軍がやってきて、1年かけて毒ガスの処理をした
この貯蔵庫の内部も火炎放射器で焼き尽くしたため
壁が真っ黒にただれている

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