ニュージーランドの旅  お話エピソード編 1

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 旅行のメンバー

AちゃんとK子さんの3人。
元仕事場の同期入社で付き合いは30年近いか…ああ、年とったはずだ。
国内旅行は昨夏の信州美ヶ原や大雪山など、何度も同行しているが、
海外旅行はメンバー初めてである。
ちなみにK子さんは、今をときめく紀宮清子さまにそっくり(年齢はもちろん全然ちがうけど)


 海外旅行3人の場合は

フツー海外というとツイン部屋標準なので、3人では行きにくいことはある。
ホテルの部屋にベッドを3台入れると、かなり窮屈になることが多いし、
スーツケースを広げるところも要るし、トイレ・バスも3人で使用するから忙しい。
特にツインベッド+エキストラベッドの時は、1台は折りたたみベッドになっていたりで、寝心地も悪い。
それでも、国内旅行のように3人なら2人より割安になるということはない。
NZのホテルはスタンダードクラスであったが、部屋はゆったりとしていて、
クイーンズタウンやクライスとチャーチ、オークランドのホテルは
最初から端部屋のトリプル部屋だったようで、ベッドも同じ仕様で広かった。

マウントクックのホテルだったか、ベッドを寄せたときのこと。
ベッドの下になっていたんだろう、動かした後にキチャナイ靴下片っ方が落ちてた!
「ゲッ!こんなん落ちてるやん!」と言ったら、
Aちゃんは、足でそのまま、ベッドの下に蹴り込んでおきやった。
ま、消えてはくれたけど、何や、私らの置き土産みたいやなぁ。


 火責め水責めバスタイム

サマータイムのせいで、夕食を済ませて部屋に戻れば、すでに9時、10時。
翌朝は6時にモーニングコールだったりで、お風呂タイムやスーツケースの整理、
絵葉書書きなど、夜の身の回りのことがかなりせわしい。
(家事も洗濯もしてへんくせによう言うわ)
バスタイム時は、カラスの行水・早業ひらりんが一番に入ることが多かった。
いっせいに給湯になると、お湯が出にくいホテルのときは、なるべくシャワーを使ってくださいと。
夏のNZ、部屋の中は暑いくらいで、時間もないし、シャワーだけで充分だったけど。
いつもどおりに、一番に入ったら、なかなかお湯が熱くならず、震えながらぬるま湯シャワーで
済ませたことがあった。でも、2番目に入ったらちゃんとあったかいお湯になったそうだ。
翌日は今度は、熱すぎて、ゆるめると水になってしまって、これにも困った。
一番くじは貧乏くじだったかも。


 ドライヤーで応酬

私とAちゃんはドライヤーなんかなくっても、洗いっぱなしで平気の野生児だけど、
(これは、単に2人とも髪の毛が少ないからというだけか…)
K子さんは、もし、なければ困ると、クルクルドライヤーを持参していた。
ただし、コンセントの形が「ハの字型3つ口」なので、そのままでは使えない。
で、フロントに行ってK子さんは
「コンセント ナンタラ プリーズ」 
ぜーんぜん、通じません。
確か、ガイドブックに書いてあったかと
「プラグアダプター プリーズ」と私が横から口出ししたら、
「オー?」と言って、引き出しからコンセントに挿すアダプターを貸してくれた。
こんなに苦労して借りてきたプラグアダプターだのに、
部屋に帰ってみれば、ちゃんと引き出しに備え付けのドライヤーが入っていた。
NZの電圧は200Vだけど、変圧器なしで、日本のドライヤーとか物によってはデジカメ充電器も使えることが多い。
いつもは持っていく電訳機、電池切れてたので持っていかなかったけど、
つくづく、英語力欠如が情けない。トホホ
でも、ま、大きなお店はほとんど日本人スタッフが居るから買い物には不自由はしないし、
「スタンプ トゥウェルブ フォア エアメール プリーズ」って単語並べて通じたけど。


 ホテル設備

標準スタンダードホテルで充分。
何といっても、日本並みに「お部屋3点セット」があるのがうれしい。
ポット・お茶っ葉・お湯のみ すなわち 電気ポット・teabag&coffeepack・ティーカップ がある。
たいがいは、忙しくって、ゆっくりお茶も飲んでるヒマなかったけど、最後の夜は重宝した。
歯ブラシはないけれど、石鹸・シャンプー・タオル・ティッシュペーパーは常備。
テレビも冷蔵庫もついてる。
テレビでは映画
007ダイ・アナザー・デイ」をやってた。
現地日本人ガイドさんによると、「007はめちゃ簡単な英語しかでてこないから英会話の勉強に最適」
なんだって。
それと、ホテルの部屋は日本並に明るい。
欧州などは、間接照明だけで数もすくないし、薄暗くって、落ち着かないほどだけど、
NZは蛍光灯があるところもあって照度的にはリラックスする。
日本の明るすぎるっていうのは弊害の一つだけど、これに慣らされてるしなー

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