宍道湖・美保関 2004.9.20〜21 

 
嫁が島
周囲240mの細長くて平べったい島
  浜辺から近く、毎夏、「歩いて渡ろう」イベントがあるらしい

 

  ここは宍道湖の夕日スポットとして有名である
  国土交通省の「日没撮影最適位置」のサイトもあるくらいだ

  どこでも迷カメラマンのひらりんはやる気まーんまん
  気の進まぬ夫をカメとして従えたウサギは元気いっぱい
  夕日を追って小走りするのであった。。。。
  イヤ、嫁が島を追って浜沿いの歩道を20分トットコ、トットコ。。
  夕日を追っかけたら、宍道湖で水没やがな
  湖のモズクちゃう藻屑ならぬシジミにはなりたない

  西の湖上には濃い灰色の雲が居座っていて
  こりゃ、夕日はムリやなぁと足元のシジミをけっとばし
  落ち着きなく、その時を待つのであったが…
  ← ちょっとだけ赤みがさしたあと
  太陽はすっかり雲に隠れ、辺りは水墨画の世界に

  絵になるようなキレイな夕日など、月に1度あるかないか
  たまさかの旅の空でそんな幸運に恵まれるわけないやん

  でも、物好きはひらりんだけではなくて
  外国人のイケメン兄ちゃん、広告写真?屋さんなど
  4人ばかり、カメラ・三脚で待機していて
  思わず「ご苦労さん」って言いたなる

  浜辺には打ち上げられた小さなシジミの殻でジャラジャラ
  いつの日か、「蜆が浜」という名前になったりして

 

「美保関 青石畳通り」

次の日は、朝からじゃじゃ雨で
ようやく、10時ごろに小止みになった
日経新聞に載っていた美保関へ回ってくださいと
ウサギはカメにお願いする、イヤ、命令か…
松江から車で1時間弱

美保関(みほのせき)は
江戸時代の廻船、北前船の寄港で
宿屋や問屋がひしめいて栄えた港町
大八車が動きやすいように
海の石を敷きつめた通りが残っている

新聞に雨にぬれた緑の石畳が美しいとあって
本日絶好のロケーション

周囲にはこれといったお店もなく
観光ずれしてなくて
ひっそりとした佇まいがよかったね

高浜虚子、与謝野晶子、徳川夢声 などの歌句がある

美保関灯台
周囲はスロープに整備してあり、車イスでも周れる

松江からの帰路、蒜山インターチェンジで途中下車
「道の駅」で新鮮大安売りの野菜や花を仕入れ
キバナコスモス畑で写真を撮って、充実のお墓参りであった

晴れた日は沖に隠岐島も見える

♪関の五本松♪も美保関にあるが
今の松は3代目なんだそう

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