黄葉の落葉松を辿って   上 高 地 2 2005.10/28〜29


田代池も昔は池だったらしいが、今は小さな水たまりと湿地が広がっているだけ。
そばの沢の流れのほうが田代池らしい趣きがある。
三脚立てしたカメラマンが数人。
全て中高年で、ホンマに今の若い子は何をして遊んでるんやろう?

田代池の水面

田代池に映る落葉松↑   穂高 →

田代池と水面
田代池の沢

田代池の沢

穂高  梓川と河童橋  清水屋ホテル
  迫りくる穂高             河童橋          今夜の泊まりの清水屋ホテル
河童橋のライブカメラは定時の7 10 12 15 17 時に写されて、インターネットで公開。
            (オフシーズンは休止)
ライブといってもビデオカメラじゃなくて、静止カメラなので、キレイに写る。
一度はこのライブカメラの前に立ってみる、というのも今回の目標。

この日は15時のには間に合わないから、17時の心積もりはしていたが、山の秋の夕暮は早く、4時を回るともう薄暗くなってくる。

ライブカメラ

「こんな所で5時まで待ってられへん、早よ、ホテルへ戻って温泉に入りたい」
と、友だちが言うのももっともで、あきらめて清水屋ホテルまで帰ることにした。

←五千尺ホテルの2階に取り付けられたカメラ

川沿いの遊歩道はブナや白樺の黄葉が盛りで、刻々と冷え込んでくる時刻の割には明るくて気持ちがいい。

標識の苔 標識の木も朽ちて苔が生え、周囲の森にとけこんでいる

針葉樹と落葉樹のまだら模様 

山肌

看板

ナナカマドの赤い実を発見

ナナカマドの実

子猿
ホテルへの道の途中で、看板を見つけた友だち、コーヒーでも飲んで行こうか?
何より、有名観光地でたったの200円で飲めるのがいいやん。
缶コーヒーでも150円はするやろに。カップの絵も書いてるし、インスタントってことはないだろう。
上高地アルペンホテルのロビーはそれほど広くないものの、アットホームな雰囲気と心地よい暖かさに冷えた身体がホッとする。
コーヒーはどこ?窓際のテーブルの上のポットに入れたコーヒーがお代わり自由で飲めるのだ。
代金200円はそばのブタの貯金箱に入れておく。

2杯目をいただこうとしたら、ポットが空になってて、厚かましくもフロントにお願いに行くと、入れたての薫り高いコーヒーが入ってきた。

ロビーのソファのすぐ外では、野生のおサルさんたちが木のベンチの周りで遊んでいる。
ほわほわとあったかそうな冬毛にくるまれてぬいぐるみのように可愛いい。
その動きや仕草を見るのが楽しくて、カメラを持って外まで撮りに行った。
しかし、じっとしてないおサルさんを撮るのはむつかしいね。

おサルさんたち

ちょっとー
カメラ目線こっちにくださーい

サル  食べるサル

  何を食べているのか?
  よく見るとただの草

河原と落葉松

 コーヒーを飲んでおサルを見てゆっくりしていたら、5時15分前。
 どっぷりと薄闇に沈んだ河童橋へと駆けつけた。
 五千尺ホテルの2階に設置されたカメラに向かい秒読み開始。
 待つこと5分。
 そろそろ定時になるかな、というところで、カメラに向かって
 ひたすら笑顔を振りまき続ける私って…
 果たして無事写ったかどうか?
 おーちゃんと友だちにケータイメールを入れて確認してもらう。
 小さくて暗いけど写ってるよー
 私たちの顔がわかるほどには映っていなくて一安心?
 やれやれ、本日の目標達成。
 (このときのライブカメラの写真を保存していたけれど、
  パソコンがダウンして消えてしまった)

 追記 おーちゃんちのパソコンに保存あり、感謝。  ライブカメラ画像

 梓川沿いに続く落葉松の黄葉が輝いている

梓川と落葉松

  あとは、ホテルへのひとけのない道を急ぐ。。。
  (到着が遅いのでガイドさんが心配してたそう)


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