今回のツアーの良かったところは往復イタリア直行便であったことだ。 ヨーロッパでの乗り換えがないからとても楽だった。 行きは友だちとしゃべりづめ、帰りはほとんどウトウトしていて、時差ぼけもなし。 割りと安いツアーなので、ホテルも二流クラス、食事もご馳走というわけにはいかない。 どこの国だって、いいところに泊まっておいしいものを食べようと思ったら、そこそこお金は出さなくちゃ。 でも、観光が目的だから、セカセカの旅でいいんだ。優雅にリッチなローマの休日じゃなくっても… ただ、再び訪れることがあるならば、ベネツィアとローマは自分の足でゆっくりと休日してみたい。 で、とりとめもないしょうもない雑談編。 |
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《bath》 私は「雑だけど早いだけが取り得」→バタバタ Y子は「少々おそいけどていねい」→ノロノロ ということで、ホテルのバスタイムはいつも私が先に使うことになる。 家に居たってカラスの行水並なんだけど、洋風呂はお湯をためたり抜いたりがめんどうで、 ダチョウの行水くらいには時間がかかる。 で、2泊目だっけ、Y子がお風呂を使っているとき、突然停電した。 廊下にでてみると、私たちの部屋の前あたり4、5ルームが消えている。 Y子のバスタイム受難はもう1回あった。これも後発組であればこそ。 で、結局のところ、再度添乗員さんに掛け合ってもらって、別の空室のシャワーを使えることになったが、 |
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《toilet》 だいたいにおいて、日本みたいに無料公共トイレが発達しているところはないように思う。 日本はアルプスの山小屋のトイレの有料化にもふんぎれないくらいである。 んなもん、お金を取ればいいんだ、100円でも。 自販機にはいくらでもお金をほりこんでもトイレに出すのは嫌っていうのか! キレイな自然はタダじゃない。 家にいれば朝から夕方まで1度もトイレに行かずにすむこともあるのに、旅にでるとけっこう焦って、 何度もトイレに行くはめになる。もし、次にトイレに行きそこねたら…と。 ヨーロッパはどこもホテル・レストラン・美術館以外のトイレはほとんど有料である。 トイレ番のおぢさんかおばさんが立っていて50セント〜1ユーロ払う。 (イタリアは6月から完全にユーロに切り替わった。 リラはものすごく桁が大きいから助かった。1ユーロは117円くらいでほぼドルに近い) しようもない免税品店に連れて行かれても、トイレが借りられるからそれなりの意義はある。 トスカーナの有料トイレはおぢさんがコインと引き換えに1回分のトイレットペーパーを引きちぎってくれる。 下痢でもしてたら2コインはらわなあかんてことか? それに、イタリアのトイレの水レバーはかなりわかりにくい。 たいていはレバーじゃなくて壁についた大きなプッシュボタン押すが、デザインなのか、非常用なのか、 果てはこのプッシュがどこにあるか探すのに時間を費やしてしまう。 そして、女性用トイレはどこもやっぱり混むことはおんなじである。 旅とトイレは切っても切れない大事なこと。 |
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《water》 トイレの次に有料なもの、それは食事の時の水である。 コップの水はでてこない、お絞りなんてもちろんでない。ナプキンはある。 いわゆるミネラルウォーターを注文することになる。 この水が高いのかワインなどが安いのか、とにかくアルコールやジュース類とあまり値段が違わない。 ただの水だから、2人で1本頼んだり、大ビンだと4人で分けたりした。 ペットボトル入りのミネラルウォーターは方々で売っているので、持ち歩くのには重宝する。 それから、アイスコーヒーがない。 冷たいコーヒーという概念がないらしい。 缶入りのアイスティー、コーラ、ジュースはあっても、缶コーヒーはない。 自販機もないけど、缶類も種類はとても少ないから、迷いようもない。 何で、日本はコーヒー缶だけでもあんなに種類があるんや? いつも自販機の前で迷いまくってしまう。 冷コーっておいしいのに、なんで、アイスコーヒーがないのだ? でも、これって、湿度の高い日本の夏と関係あるにちがいない。 缶コーヒーはインスタントラーメンみたく世界制覇できないのであろうか? どこでも水、どこにもアイスコーヒーの日本も悪くない。 |