イタリア 花事情 花よりレンガ


トスカーナ・シエナの街の古い家窓
イタリアはイギリスやカナダのように
家や庭に趣向をこらしてのガーデニングは盛んでないみたい。
日本の方がうんとガーデニング天国である。

園芸草花の種類が少ない。

コンテナや花壇素材としてはゼラニウム、ペチュニアぐらいなもん。
もちろん、寄せ植えのような高尚テクニックもなし。
イタリアの夏は最高気温は30度を越えるが、
夜間気温は涼しいから、
植物にとっても最適環境だと思うのに、
個人の家はあまり花を植えてないな。

花樹としては、小ぶりのポール仕立の百日紅の木が門からのアプローチに並んで植えられていたり、
工場のフェンスに植えられていて、マゼンタ色があざやかだった。

ま、花なんかでかざりたてなくとも、家々の壁はレンガや古びた漆喰?などでそれだけで絵になる。

藁葺き家屋には花なんてなくてもカッコいいのと同じ。


ベネツィア運河に張り出したゼラニウム


サンジミニヤーノの城壁のアイビーゼラニウム

高速道路の脇や畑や農地には点々と小花が咲いていていかにも野原の風情。
黄色のタンポポに似たシシバリ、ルピナスの仲間?や白いのや混ざってきれいだった。

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