花の旅  大雪山・富良野 (2) 2003.7.27〜29

大雪山系は旭岳、黒岳などの山々が連なっていて、
登り口が西から東からといくつかある。
大雪高原へは登山口まで未補装の道をバスで10キロ入っていく。
バスガイドの説明、ガイドブックに載ってた話を総合すると、
とても、お気楽ハイキングなんていう所ではない。
ツアー募集パンフレットとエライ話がちがうーと不安がよぎる。

ヒグマがウロウロ
 ブヨ・アブ対策にハッカスプレー
長ぐつ必需のぬかるみ道


クリックすると大きく表示

山に入る前に、必ずヒグマ情報センターで
ヒグマに出会ったら…という脅し、いや、
助言を受ける決まりになっている。そして
売店で買ったハッカスプレーを身体中にふりかける。
私はご丁寧に、手のひらに吹き付けて、それを
顔に塗りたくったものだから、ヒリヒリぴりぴり。
ウワッ、かぶれる!
幸い10分ほどで治まりました。

登山口から1時間余り、
深山のなかで静かに水をたたえる緑沼。

夏の間は沼群周辺にヒグマが出没するため、
一周コースは禁止になっている。

  実際、登山道の傍らにピンクのリボンでマークされたヒグマの足跡があった。
ヒグマに出くわしたら、だれか一人でも逃げたら追いかけてくるので、
みんなでクマとにらめっこしながら、静かに後ずさりするのがベストなんだそう。
しかし、体長2.5メートルのヒグマとにらめっこも度胸がないとできんわなー

顔をかぶれそうにして振りかけたハッカスプレーであるが、
別にブヨもアブも飛び回ってる気配もなかった。お天気が良かったせいかもしれない。

ぬかるみでグッチュグッチュドロドロになるはずも、
しばらく雨が降っていなかったせいか、湿っているところもほとんどなくて、これも杞憂であった。

まだ、使い方もよくわからんくせに、カメラマン気取りに胸にさげて、
足元の野草を探しながら、アップダウンのある山道を歩く。
小さな花を見つけたら、スーパーマクロモード設定を切り替えて写す。
でも、ツアーに遅れないように歩かなきゃいけないし、
よくぞ転ばずにすんだと今頃になって胸をなでおろしてる。
自分がこけるのはいいとしても、胸にぶら下げたカメラを壊したらどうしようかと…
カメラへこますのはよしとしても、中身の写真がパーになったらと…
(花の写真は花BOX掲載の予定)

 

黒岳7合目エゾシマリスがうろちょろ
CAMEDIAウルトラズーム
光学10倍が威力発揮
 

午後層雲峡ロープウェイで
黒岳側へ登るも
7合目はガスで視界ゼロ

  
  初めて見た
   マイヅルソウ
  
     

然別湖の唇山、今夜は湖畔の宿

(3)  

inserted by FC2 system