阪急トラピックス関西  憧れのスイスフラワーハイキング9日間  2014/8/26〜9/3
 (3) ベルニナ特急 ティラノ〜サンモリッツ
8/28午後
イタリアのティラノ始発の山岳鉄道ベルニナ特急に乗るために、バスでスイスからイタリアに越境する。
国境越えになるが、パスポート提示も何もなく、県境みたいなもんだ。
途中、氷河が間近に迫る山岳地帯を通り抜けて、ときどきベルニナ特急の線路が道路と並行に走ったり、交わったり。
氷河から流れてくる水は石灰分を含むため、川や湖も白っぽい水色をしている。

正面がティラノ駅。駅前広場は石畳になっていてにぎわっている。

イタリアに入ったら陽光が照りつけてまぶしく気温もグッと高くなった。
レストラン、カフェ、ホテルなどの建物の窓はゼラニウムで色とりどりに。箱根登山鉄道と縁があるのね。ここから各方面へ線路が延びている。
緑の国スイスには真っ赤な車両がよく映える。
「いいちこ」CMで有名なループ橋「ブルージオ橋」。
皆さん、総立ちで今か今かとカメラ構えてスタンバイ。
しかし、実際の通過は1分あるかないかである。
それに、列車に乗っていたら、先頭車両か最後尾車両でなければ、ぐるりと輪を書いて回る様子は見られないし、まんまるい一筆書きのループ橋も視野には入らない。
窓ガラスの反射や映りこみできれいに撮れないし、エッ?こんなもん??

この鉄路は8月上旬に土砂崩れ事故があり、日本人観光客がケガをした。
車両は脱線転落したが、幸いにもモミの大木にひっかかって谷底まで落ちなかったらしい。
私たちの旅行のときは大丈夫かな?と思っていたら、3日ほどの復旧した。
事故はこの辺りでしょうって添乗員さんから説明があり、キョロキョロ見ていたら、線路わきに足場が組んであり、補強の石積みがあった。↓

のどかな牧草地も走ります。
列車は高度をどんどんあげて、湖も村もグッと下方に。



            いくつもの大氷河もすぐそこに、列車から見ることができる。

窓は大きく天井までガラスのパノラマ車両で景色が眼前に迫ってくる。
その代り、日がさす側はめちゃ暑いけど、展望のためにシェードもない。

途中駅で5分停車、下りて写真を撮れる

列車とお揃いの駅舎
比較的大きな家が立ち並び、もうじきサンモリッツ
車内電光板にスピーカーのマークが出ると、座席のジャックからイヤホンで説明を聞ける。チャンネルは独語・仏語・伊語・英語・日本語だったかな。
  
ホテル近くのレストランで夕食。サラダ、ラザニア、デザート。飲み物は別注文のアップルサイダー、美味しかった。
ビールもジュースもウォーターもだいたいどれも4.5〜5フラン。高いです。(右上)はベルで作られた小さなお家。サンモリッツの街中のCOOPで買いものした。
過去に冬季オリンピックも開かれた、高級リゾートのサンモリッツを自由散策、、有名ブランド店や大きなホテル、別荘が立ち並んでいる

あちこちにキレイな花が咲き乱れて、 これは教会かな↑ 切株で作られた椅子。あちこちにワンちゃんの糞ボックスが。。

1.マイエンフェルト〜サンモリッツ 2.ベルニナアルプス 3.ベルニナ特急ティラノ〜サンモリッツ
4.氷河特急・サースフェー 5.ツェルマット 6.ゴルナーグラート・マッターホルン
7..シャモニーモンブラン・ベルン 8.ユングフラウ 9.ミューレン・アルメントフーベル


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