2009.9.17〜27    北海道の旅 11  マイカーでひとまわり

旭岳登山

9/22
朝から快晴登山日和。
十勝岳温泉から大雪山ロープウェーまで、前日の道をまた戻った。
ロープウェーが混むだろうということで、7時半にヒュッテを出発して1時間で乗り場に到着。
無料の駐車場はすでに満杯。有料駐車場に入れてロープウェー駅へ。
今度は靴もトレッキングシューズに履き替え、ステッキ、ナップザック、お茶、お菓子も持って登山スタイル完了。
さすが、この天気なら雨具は不要だろう。

時間的に早いのか並ばずに乗れた。少し登ると山々が黄色くなっている。
姿見駅で入山届けを書いて提出。ここが5合目になる。

雲ひとつない旭岳。標高差620m、あんな高いところまで登れるかなぁ。

登山の前に姿見の池周辺の自然探勝路を駆け足で1周した。


裾合平方面

姿見散策路にある噴気穴 少し蒸気が上がって暖かい→

チングルマが真っ赤に紅葉して花穂が銀色に


シラタマノキ       

                    姿見の池

←夏は花盛りだったチングルマの群生

盛んに噴煙を上げる地獄谷
硫黄臭が漂ってくる     

←姿見の池、展望台の反対側から


                 夫婦池


9:50 避難小屋横の登山口から開始、いきなり急登が続く 

 草木もない火山灰の砂利道でズルズル滑って登りにくい 

少しずつ視界が高くなる          

       地獄谷の噴煙もだいぶはるか下方に
 ゴロゴロズルズル道をヒイヒイ…遠くに金庫岩が見えてきた        

          いくつもの池が小さくなって

遠くの山が目と同じ高さになって        



これはニセ金庫岩?

やっと、八合目、まだ、八合目。日差しがきつくて夏のようだ。

登ってくる人が小さく見える

九合目から最後の踏ん張りでだらだら道を登りきると…

   

11:40 いきなり、頂上!やったぁー!2290m 北海道最高峰の大雪山旭岳登頂。 地獄谷も姿見の池も豆粒ほどに

3枚写真をパノラマ合成 

←遠く真ん中に見える山が夏に遭難があったトムラウシ山。
ロープウェーで旭岳に登り、白雲岳、トムラウシ縦走コースだったそうだ。
晴れていれば、時間さえかけたら、だれでも行けそうな穏やかな山に見えるが…
山あいに少し残る雪渓が汚れもなく真っ白に輝いている。

この日は札幌まで行くので、頂上では20分ほど滞在して、早々と下山開始。ゆっくりお弁当でも食べたかったなぁ。

登るより下るときのほうが靴がズルズルして、膝がガクガク、力も気も抜けない。
前を行く夫に呼びかけたとき、バランス崩して夫がズルッとこけて、危ないところで声かけるな!って文句。
私も一度ズデンとしりもち付いてしまった。
はるか下方を見下ろすとうんざり、でも一歩一歩踏み出すしかない。


写真撮っていると、どんどん、夫に置いてけぼり。

まだまだ続くズルズル尾根道。 原生林の針葉樹と紅葉の綾織りが美しい

  
ヒョイヒョイとカモシカのように砂煙をあげて駆け下りて行った高校生風の女子

 

やっと、姿見石室の避難小屋まで降りてきて、あとはだらだらとロープウェー駅まで20分。周辺はチングルマで埋まっていた

ロープウェー駅から登り2時間20分、下り2時間。
下りはもうどんどん追い越されてしまった。2日連続登山、はぁーっ!しんどかった。


午後の光を浴びて輝くロープウェーからの黄葉が素晴らしかった。      
旭岳ロープウェイを降りて売店でパンやコロッケを買って車で昼食済ませた。

前へ  次へ

1  9/18 敦賀から苫小牧へ 2  9/19 サラブレッド牧場見学
3  9/19 幸福駅から愛国へ 帯広周辺 4  9/19 幕別牧場とばんえい競馬 
5  9/20 十勝家畜改良センター〜然別湖 6  9/20 糠平廃線跡〜オンネトー
7  9/21 摩周湖から知床峠 8  9/21 原生花園、能取湖
9  9/22 層雲峡、黒岳   10  9/22 美瑛
11  9/23 旭岳登山 12  9/23 上富良野の道  
13  9/23 風のガーデン 14  9/24 大沼公園
15  9/24  函館 1 16  9/24 函館 2
17  9/24  有珠山 18  9/25 ニセコ、神仙沼
19  9/26  積丹半島、神無威岬 20  9/26 小樽〜舞鶴
inserted by FC2 system