2008.6.29〜7.1 尾瀬 1

浅草〜沼山峠〜尾瀬沼

 

特急「きぬ」車内のシートも快適

先頭車両を撮るために走り回った

6/29 人工内耳[ACITA]東京大会のあと、仲間4人で尾瀬に向かった。
尾瀬5回目の私が初めての3人を引率するような格好になり、天気予報は雨や曇りばかりで、テンションがあがらない。29日は予想通りに朝から雨。 

「雨です」と留守宅の夫にメールしたら「ご苦労様です」と返信が来た。ホンマにご苦労なことだ。

東武浅草駅8:00発の特急きぬに乗り、鬼怒川温泉で野岩鉄道(やがん)に乗換えて、会津高原尾瀬口で下車。
車内放送がよく聞き取れず、駅に着くたびにホームの駅名を確認して、あやうく降り損ねるところだった。
私達のほかには地元の人ひとりくらいしか降りなかった。

ブログ友だちから詳しい尾瀬の天気予報のメールが届いた。30日は曇りのち晴れ、1日は晴れでしょうって。
少しは気を持ち直したが、車窓の外の雨脚に気分が落ち込む。

10:50のバスに乗って、ようやく12:45に沼山峠に到着。
ホンマに首都圏からでも尾瀬は遠い。
沼山休憩所でパンを買って昼食、雨もホンマによく降ること。ここから出口の鳩待峠までケータイはつながらない。
しっかり雨具を着こんで、しゃあないから尾瀬沼にむかって歩き始めた。

雨に濡れる木道歩きだったが、だれも滑らなくてよかった。


沼山峠休憩所を出発

ザックにもカバーをかけ、上下の雨具に、折りたたみ傘もさして、山中に分け入る。
尾瀬沼への入り口は、初めて尾瀬を訪れたとき以来だが、何となく見覚えがあった。
あれだけ、雨にうんざりして気が萎えていたのに、歩き始めたら、あらら、不思議。気分はすっかり山歩き、雨粒も気にならず、意気揚々としてきたのには我ながら驚いた。
雨が強くて、一眼レフは出せないから、コンデジのGR-DUを懐から出してはパチパチとカメラ撮影も楽しくってしかたがない。


ガマズミ              イワナシ         ゴゼンタチバナ        マイヅルソウ

沼山峠2.1km 尾瀬沼1.1km

地形的、距離的、時間的にはたいした山道ではなく、ほぼ1時間で尾瀬沼の入り口の大江湿原に到着。

水芭蕉のあと、ニッコウキスゲの前の尾瀬は空いているとは聞いていたが、雨のせいにしても、あまりの、人気の無さに、知らぬ場所なら迷ったかと思うくらい閑散としていた。

尾瀬沼ほとりから大江湿原を見る

↑オオタチツボスミレ

↓ニリンソウ

尾瀬沼ビジターセンターで小休憩
近くでシラネアオイを見た。
初めてこの花を見て、感激したのも確か初めての尾瀬の山道だったと思う。

尾瀬沼からさらに1km、三平下の「尾瀬沼山荘」到着。
雨は止んだり、小雨になったり、このまま回復してくれたら…
部屋に荷物を下ろしたら、さ、カメラカメラ。

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